はじめに
4月ですね。
共働き子育てデビューのママパパたちは、無事に認可・認証なり認可外なりの保育園に入園させ、職場復帰してるとこでしょうか。
明日の東京は雨だそうですから、準備は入念に!
僕は社内でちょいとワークライフバランス的なことを考える立場にあるので、普通の社員よりはアンテナを広めに張ってるつもりです。
ハッキリ言ってキツい
子育てと仕事の両立はハッキリ言ってキツいです。長男が5才なので、言うなれば子育てと仕事の両立を目指して5年生ですが、妻が復職していたのべ2年間は本当にタイヘン、体力的にも精神的にも。自分たちにすら「なぜそこまでして働くの?」と聞きたくなります。(2人で決めたことなので後悔はありませんが)
そうなんです。子育て共働きママパパたちに対する「なぜそこまでして働くの?」の明確な答えがいまだわからずにいます。
なぜそこまでして働くの?の背景
まず、様々な理由によりシングルマザー、ファーザの方の理由は明確なので、ここでは言及しません。(僕自身シングルマザーに育ててもらいましたのでその苦労はよく分かってるつもりです)
僕の印象ですが、まだ社会には「専業主婦と働く旦那と子供たち」という家庭が多いように思います。特に管理職世代。
そう、社会の新しい価値観をリードすべき世代が専業主婦家庭世代なのではないでしょうか。
働く側の言い分
まず我が家の場合「なぜそこまでして働くの?」と問われたらこう答えるでしょう。
- 経済的余裕を作るため
- 子どもの将来の選択肢を増やすため
- せっかく社員として採用されたのだから
こんなとこでしょうか、他に耳にするのは
- 経済的に厳しいから
- キャリアアップのため
どうですか?自己中心的に聞こえますか?
受け入れる側のネガティブな見方
上の意見を自己中心的に感じた方はこんな理由でしょうか?
- 残業が頼めない
- 育児要件で急な休みや遅刻が多い
- なんで自己中心的な理由で育児兼業するやつのフォローまでしなきゃいけないんだ
- 安い給料の若手を増やしたほうがいい
正直、なぜそこまで(人に迷惑かけてまで)働くの?という感覚を持つ人はいる、という印象です。社内だけではなく、小学校にでもなろうもんなら、親同士の中にもこういったぶつかり合いはあるようです。
受け入れる側のメリット
最近ハヤりのダイバーシティ研修などで言われているのは、
- 多様な働き方、多様な価値観によるイノベーションなど
- 時間を制限することによって効率的な仕事をして生産性を高める
- せっかく育成した人材を手放さない
が主な理由だと理解しています。メリットはあります。
自分のまわりにも、短時間勤務で若手にはてきないような高度な仕事をされてる方はたくさんいるんです。
国が後押しをしている?
例のブログにも引用されていましたが、国がそう言ってるじゃん、的な意見もよく耳にします。
- 1億総活躍社会
- 女性活躍推進
などがそうなんでしょう。
しかし、僕は共働きママパパはただこれだけを振りかざして権利を叫んではいけないんだと考えています。
個人的には国がこれを言っている理由は社会の高齢化による労働力不足と、人口減少により頭打ちになってしまった経済に頭を抱えた苦し紛れの口実だと思ってたりして…
共働きママパパたちの主張
僕たちの共働き家庭の主張は、あくまでも上に書いた「受け入れる側のメリット」を自分の働きで示すという手段でしかなく、
そういう人材って大事だよね、と専業主婦家庭世代の管理職たちや、世論には本気で感じてほしいワケよ笑
トップダウンでやらされてる感満載のワークライフバランスなんていらない…主義主張をぶつけ合うためのネタでもない、みんな納得してよいスパイラルで新しい常識作ってほしい。と願うばかりです。
そこまでして働いている経過
ハッキリ言ってキツいけど、ハッキリ言って幸せです(^^)
子どもの成長、ある程度の経済的余裕と余暇。
なんかマジメな長文記事になっちゃったけど、みなさんが働く理由ってなんですか?