こんばんは、おやこです。
新型コロナウィルスのワクチンや治療薬が開発されるまでは、ウィルスを完全に市中からなくすことはできないだろう。
ってことで、百合子ちゃんが『ウィズ コロナ宣言』なる宣言をしたとか。
どんな宣言なのか内容を見てみたいと思ってググってみても、その内容について見つけることはできなかったけど、
まぁ要するに「新しい生活様式」的なアレのことなんでしょう!
この新型コロナウィルスなんて、有効な治療薬やワクチンがあれば、ちょっとした風邪くらいのモンなんだって聞きますよね。
だから、そういう環境ができるまでは、なんとか「新しい生活様式」で踏ん張って、薬ができたら、新型コロナウィルスの心配なんてない世の中になるよ。的な。そんなことですよね?多分。
なんでそんなちょっと前のニュースを思い出したかというとですね、
新型コロナウィルスと、イジメと、黒人差別
このコロナ自粛生活中に「NHKの昔のドラマ見たいな~」と思って、NHKオンデマンドというサービスを契約したんです。
んで、昨日の夜、フと目について見たNHKスペシャルの「“わたしをあきらめない” 〜5年1組子どもたちと先生の一年」という番組。
小学生の子供の親としては、やっぱり学校生活と友達との様子とか、イジメとか気になるわけですよ。
この番組に出てくる先生は本当に熱くてステキな先生でした。
生徒たちも一生懸命でいい子たちでした。
この先生は、教育委員会に所属していたときに中学生の自殺調査を担当し、「二度と子どもを死なせない」と決意したんだそうです。
こんな先生だったら安心して自分の子供を学校に行かせられるなぁ~とかそんな気持ちで番組を見てました。
ウィズ イジメ宣言
一方で、僕の心の中には、そんなキレイごとばっかりじゃないぞ、という思いもあります。
なんの根拠もない、一個人の意見ですが、学校からイジメが完全に無くなるなんてことはないと思っています。
自分を思い返してみても、今思えば、「あればイジメだったな、されてる本人にとっては」みたいな出来事はたくさんあります。
もちろん自分がその中にいた時も、遠巻きに見ているだけだった時もさまざまなパターンがあります。そういえば自分もハブられの標的になったことがあるような気もする。よく覚えてないからすぐ終わったんだろうけど。
幸い、僕の身の回りではイジメを苦に自殺してしまう子はいなかったし、ものすごい暴力的なイジメに発展したり、1人が何年間も標的にされることはありませんでした。
だって子どもだよ。
無自覚にそういうことを言ったりしてしまうことはあるでしょ。
引き際がわからなくなって、エスカレートしてることに気がつかないことだってあるよ。
大人の世界にだってあるんだから。
だから、NHKが意図したかしていないかわからないけど(っていうかそんなエグい裏テーマはさすがに設定してないと思うけど)
僕はこの時期にイジメの番組をみて、『ウィズ コロナ』とリンクしました。
『ウィズ イジメ』でいいんじゃねーかと。『ウィズ イジメ宣言』
イジメとの新しい生活様式
うまく付き合えばいい、そういう人間的な汚い心とも。子どものうちに汚い心を知ることも大事だよ。
大切なのはエスカレートさせないこと。
コロナでいうところの医療崩壊を起こさないこと。
先生の目配りができないような状態にしないこと。
1人がずっと標的にならなければいい。コロナの風邪みたいに、いろんな人に伝染しながら、ちゃんと治療すればいい。
重症化しないようにワクチンを飲んでおくのも重要だ。イジメにとってのワクチンは道徳だね。
NHKスペシャルの先生みたいに、子どもたちに抗体を持たせる熱い授業。
そうすれば、僕のように、なんかイジメっぽい現象にあった気がする…すぐ終わったけど!って言えるよ。
イジメ無くそうとすることの弊害
僕は、「イジメゼロ」を目指してはいけない。と考える。
「イジメの存在を認めない」という方向に気持ちが働いてしまう、ゼッタイに。子どもたちはイジメを隠すことになる。治療ができない。
最悪なのは、大人たちまで「イジメの存在を認めない」
的確なワクチンの投与もできないワケだ。
未熟な人間である以上、嫉妬とか妬みとか、うさばらしとか、優越感を得たいという衝動とか、ないわけがないのだから。
ウィルスごときでさえ無理なんだから、
人の心なんてもやっかいなものを完全に制圧できるなんて、夢を見ないほうがいい、現実を生きてる。
息子たちにも、こういうことをいつか伝えて、議論してみたいなぁと。
アメリカの黒人差別問題
これについては、経験がないし、知見もないから勝手なことを言ってはいけないけど。
映画や本で少々勉強したことがある。
メンフィスのキング牧師が殺害されたアパートメントに行ったこともある。そのくらいの知識から。
構図は同じじゃないか?
違いがある以上、差別意識は消えない。そりゃしかたない、違うんだから。
30代の黒人男性が、10代の黒人の子どもに未来を託すような動画が拡散されていた。
「これじゃ10年後、同じことがおきる!暴動は解決にならない!」みたいなことを言ってた。
そう思うね。
大切なのはエスカレートさせないことじゃないのか。
差別意識を持ってしまうことを根絶するのは不可能と認めて、『ウィズ 差別』の生き方を探そうよ。
だってアメリカって国は、明らかに黒人とかマイノリティとの融合で、爆発的に文化を発展させた国じゃないかよ。
スポーツ、音楽、IT、アメリカの文化が大好きな僕としては、カッコいいアメリカでいてほしいワケよ。