おやこぶろ

子育て、ハワイ、キャンプ、投資、あれこれ気になることを試していく3人息子とサラリーマン

【小1の壁】04.子育て相談センターに求めるもの





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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
 ↓

学校に行けなくなった初めの1週間

さて、2回目・3回目と子育て相談に行った時のことを書きました。
この子育て相談センターの心理士さんの素晴らしい対応にずいぶんと心が軽くなったのを覚えています。

子育て相談に関するツイートをたくさん拝見すると、「楽になった!」という投稿がある一方で、あまり解決に結びつかない結果になったことで不満をもらしているツイートもありました。モチロン、自治体の体制だったりとか、担当者さんのスキルが大きく影響するので一概には言えませんが、「子育て相談センターに行けば解決する」という心もちで行くとガッカリが勝ってしまうのではないかと思いますね。ひとつの可能性の話ですけど。

僕の実体験からお伝えすると、まずは、文字通り「相談をしにいく」くらいの気持ちで行くといいと思います。
そうすれば、相談には耳を傾けてくれたり、自分が見えていない子どもの状態を発見してくれたりするだけで安心できます。
相談して解決するほどこの小1の壁はやさしい問題ではないし、行政が解決の特効薬を持っているワケでもないでしょう。
ちょっと今のこの状態を誰かに聞いてほしい。そして、問題の真っただ中にいる人間には気がつけていないことに気がつかせてほしい。子育て相談に期待することって、まずはそのくらい。もしかしたら、回数を重ねるごとにもっと踏み込んだアドバイスがもらえるのかもしれないけれど、よほど人間関係・信頼関係ができないと、相談を受ける側もそこまで踏み込んだ発言はできんでしょう。

まず1回目の相談で求めることはそのくらいにしておいた方がいいと思います。
変に期待しすぎてガッカリしちゃうと、それこそ、子どもと親が社会から孤立しているかのような感覚になってしまうので、自分の心もちによって、より解決を難しくしてしまうことにもなりかねないのかなと。

全部、いま思えば、なんですけどね。
当時はそんな余裕なかったし。

子育て相談センターで教えてもらえたこと

細かい話具体的な話は抜きにして、大きくはこの2つ。

通学している学校にスクールカウンセラーさんという人が固定の曜日に来ているということ

これは知らなかった。もしかしたら学校説明会とかで教えてもらってたり、プリントに書いてあったりするかもしれんけど、たいていの場合は必要になると思ってないもんねぇ。忘れるよねぇ。笑
しかも、学校欠席しますって電話するときに「誰に相談すればいいですか!?」って意外に聞きづらいというか、そんなことを聞くメンタル状態じゃないしね。


子どもの心の状態
心理士さんを通して子どもが発信しているSOS。
そんなことも教えてもらえました。

学校がうるさくて嫌な気持ちになる
家族が大好きなので離れたくない
大きな声で指示されると不安な気持ちになる
学校で好きなお友達の名前
クラスの先生は好きだけど苦手な先生(授業)がある

具体的な対策を考えるには十分な情報です。
これだけの心の声を親が聞き出すのはホントに大変!っていうかムリ!

やっぱりどうしても否定しちゃったりするからねぇ。

例えば【学校がうるさくて嫌な気持ちになる】って子どもに直接言われても、
「学校はたくさん生徒がいるんだから当たり前でしょ」
「学校はそういうところだからガマンできないと」
とか言ってしまいそう。

これって、どんなに優しい口調で言っても、結局子どもに寄り添っていることにはならんのだなと。そういうことも学びました。


登校しぶりの2日目にして行動を起こしたこの相談が、この小1の壁を乗り越えるための大きな一歩でした。
おそらくこの体験記を書き終わるころには、読んでいただいてる方にも納得してもらえると思います!


さて、たった2日でもう4回目の記事。笑
この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。