おやこぶろ

子育て、ハワイ、キャンプ、投資、あれこれ気になることを試していく3人息子とサラリーマン

【子育て】ちょっと変わったおこづかい制を導入してみた





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こんにちは、おやこです。

最近、去年次男と経験した「小1の壁」の体験記に夢中になっていたので、リアルタイムの出来事をすっかり記録できてませんでした。
我が家の成長記録・生活記録もこのブログの大きな目的の一つなので、久しぶりに最近の出来事を。

小学生のおこづかい

今回、おこづかい制の対象になったのは、長男と次男の2人。
・長男 小5
・次男 小2

これまでは、必要なときに必要なものを。
お菓子やジュースに関しては欲しがる時に、親が妥当と判断したものを買ってあげていました。
でもこれだと、いつまでもお金の扱いが身につかないんじゃないかと、今更ながら思い立ったというワケです。
(よー考えたら「友達がおこづかいもらってる!」とかいう訴えがなかったのが不思議なくらい。ノンビリした兄弟です。特に長男)

そもそも子どものおこづかいってどんなだったかな~と自分の記憶はかなりあいまい。
なんとなく、月に学年×100円くらいの感じだった気がするけど、30年前とは物価も違うしあまり参考にならん。
というワケでググってみると、ちゃんと平均値や中央値を出してくれています。やっぱりお金のことは関心が高いのね。
子供のお小遣い相場はいくら? 渡し方によって身につく能力を解説 | ナビナビ保険

これによると、長男は1000円程度、次男は500円程度が妥当かな~という気がするけど、同じタイミングで始める物事に、兄弟間で差をつけるといろいろややこしい。なので、平等に制度を導入することにしました。
というのも、学習やスポーツに必要な物品に関してはこれからも親が買うだろうから、お菓子やジュース、マンガや遊び道具の購入機会は学年で区別することでもあるまいと。

ちょっと変わったおこづかい制

僕の考えた"ちょっと変わった"制度のポイントは、「自分で稼ぐ」「運のありがたみ」です。

自分で稼ぐ

せっかく「おこづかい」という甘美な響きを聞かせるのに、他の行動のモチベーションに結びつけないのはもったいない!と、貧乏性というかもったいない精神が働いてしまった僕。
ただ月に1回決まった額を与えるのではなく、「自分で稼ぐ」という制度にしたいと考えました。

そこで考えたのが、「子ども手帳」とのコラボです。
「子ども手帳」とは、最近子育てに関して大変参考にしている石田勝紀さんの発信されている手帳ノウハウのことです。

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

  • 作者:石田勝紀
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

長男次男と子ども手帳を買いに行った話↓

そこで、石田さんのおっしゃっていた「外発的動機づけ」として、最もポピュラーで最も甘美な響き「おこづかい」を結びつけることにしました。
ただこの方法は諸刃の剣だなぁというのは自覚していて、”おこづかいほしさに” ウソや汚い手を使う可能性もあると思います。僕の場合は、これまで子どもたちと培った信頼感があるから大丈夫だろう!というのと、子どもたちの性格・子どもたちをよく見るという自分の覚悟。このあたりを総合的に検討して、これで行ってみよう!と判断しました。

おこづかいの稼ぎ方

具体的には、

  • 手帳に自分で予定を書き込む
  • 達成したら1ポイント
  • 1ポイント=5円を月末に清算

とまぁこんな感じ。とても簡単です。
まずは予定の書き込みは子どもたちに任せてみようと思います。

例えば長男であれば、

  • 朝練
  • 野球の素振り
  • 習い事の予定
  • チャレンジ
  • 玄関の片付け

など。

次男なら、

  • 朝練
  • 公園で遊ぶ
  • 習い事の予定
  • チャレンジ
  • アレルギーの薬

などなど。

石田さんもおっしゃっていましたが、「好きなこと」もちゃんと予定に入れてポイント化していくことが大切みたいです。
なので、友達と遊びに行くと1ポイント。(決められた時間を守って)ゲームをすると1ポイント。なんてこともあります。
あえて「家のお手伝いをすると〇〇円」みたいにお手伝いを前面に出していないところも工夫しているところかな。
家のことも含めて、まずは自分でやることを自分で考える、という発想をしてほしいんです。

いくら稼げるのか

特に、「書いていいこと」「書くほどではないこと」をこちらから指示はしていないんですが、どういうわけか申請する予定は1日5件程度です。
このあたりがウチの子どもたちの健気でかわいらしいところ笑
なので、30日間毎日5ポイント獲得すると750円くらいの稼ぎになります。結構いいとこでしょ!

現実的なおこづかい額で、子どもたちの自主性が育まれればこれにこしたことはない!

運のありがたみ

もう1つは「運」です。
「運のありがたみ」なんて書いてみたけど、ただちょっとゲーム的要素を取り入れて、親子の楽しいひとときを過ごそうかなと思っている程度です。

どんなゲームかというと、
「お父さんのお財布の小銭の中に、生まれた年のコインがあったらもらえる!」というもの。

もう完全な運です。
僕もゲーム開始前には見ないようにしています。

500円玉なんて発見したら狂喜乱舞でしょうね!笑

このゲームは三男も参加!
まだ三男だけしかゲットできてない!笑

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運のゲームのいいトコロ

ついでにこんないいトコロがあるといいな~と思っていることがいくつかあります。

  • 親子の楽しいひととき
  • "運" というものの存在を知る
  • "運" はどうにもできないことを知る
  • "予定" がうまくいかなくても "運" が助けてくれることもある
  • お金(コイン)の旅に思いをはせる
  • 自分が生まれたことを意識する

まあなんとなく、ほのぼのとしたゲーム時間を通してこういうことをなんとな~く直感的に感じてくれたらいいなー。

もう1つ導入したい制度

実はまだできていないけど、もう1つ導入したい制度があります。

それは「運用」です。

以前、abemaTVの橋下徹さんの番組で、厚切りジェイソンさんが「お年玉は年末のおこづかい残高の10%」と言っていてとてもおもしろいと思いました!
資産運用、投資は子どものころから身につけたい考え方の1つ。
僕の中では受験勉強(しないけど)より、金融リテラシーを身につける方が将来役に立つだろと思っているほどです。

かといって、これをおこづかい制に導入するための”いい仕掛け”がまだ思いついていません。

厚切りジェイソンさんと同じ方法でもいいけど、もう少し頻繁に触れさせたいなぁという気もして。
実際の経済指標とかと連動させても面白いかなぁどうだろう。

なにかいいアイデアあったら教えてください!


いーーーーーーーーじょう!

(2021/10/4 追記)
その後、100点の答案買取サービスというおこづかい制も導入しました。
そもまま100点の答案はもちろん、返却後に直して100点にした答案も買取対象です!笑

  • 学校の100点の答案は、10円。
  • チャレンジのテストは100点ならナント100円!
  • チャレンジのテストを直して100点なら10円。

こんな感じのルールでスタートしています。
やる気を金で釣る…こんなんでいいのか子育ては…
まぁいいか。やる気ないよりは。