こんにちは、おやこです。
当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。
今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰か同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)
1回目の記事はこちら
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子どもの心が、わかりつつある
夏休み明けから登校しぶり・不登校が発生し、2週間目の半ばに差し掛かりました。
妻より僕の方が仕事の融通がききやすかったので、役所への相談、スクールカウンセラーへの相談、学校への付き添い(廊下で待機!)を対応してきました。
これまでになかったくらいの、次男と一緒にいる時間を経て、だんだんと次男の心がわかりはじめた。そんな2週間目後半のお話です。
2020/9/9 水曜
(この日のメモ)
この日は融通のきく仕事だったので、午前午後は僕が次男に付き添い登校。(夕方から在宅勤務)
小5の長男も一緒に、男3人、日課の朝練は続けています。
朝の外の空気を吸っておくとすごくリフレッシュするし、たぶん次男にもいい効果があるだろうと信じて。
春から習慣化しているので声かけするだけで起きられるんですが、この日はちょっと眠そうでした。
登校しぶりの対応でいつもと違う場所にたくさん行って疲れたかなぁ。
こういうちょっとの変化にも気をつけないと。焦って大人のペースで進めちゃいけない。
付き添いで登校はなんとかOK。
1時間目の国語、2時間目の図書館でのグループワークは楽しめていた様子でした。
もちろんこの間も、僕の立ち位置は教室の次男の席から見える廊下。
20分休みは仲良しの友達と楽しそうに遊んでました。
付き添えば、友達関係に問題があるわけではない。ということもわかります。
3時間目の算数で少し退屈し始めた様子。退屈になると、不安の気持ちが思い出されちゃうんだよなぁ。
4時間目の音楽は鍵盤ハーモニカ。かなり音がツラそうだった。
これは、役所の相談センターで心理士さんにも打ち明けていたことだ。
やっぱりそうなんだなぁ、心理士さんからの情報と次男の様子がリンクする。
じっくり観察すると、次男の心のうごきがわかってくる。
この日は4時間授業で終わり。
給食があるはずだったけど、メモに書いていない、、、
たぶんまだこの時点では学校では食べられてなかったんじゃないかな。
2020/9/10 木曜
(この日のメモ)
毎週木曜は僕のはずせない仕事があるので、妻とバトンタッチ。
朝妻と2人で登校して行き、仕事へ。
妻からのLINEで学校に入れなかったと報告。
ここんとこ僕が付き添いだったから、環境が変わって不安がおそったのかもしれない。
この日は学校の〇周年!かなんかで、航空写真を撮るとかいう日だった。
でも学校に行けず。
妻も「せっかくの記念の写真に写れないよ」とか説得したらしいが、道端で大泣きしてダメだったみたい。
仕事中にも次男の心の様子が気になる。
そういえばこの時は自分もけっこうシンドかったな。
この気分をきっと次男はずっと味わっているんだろう、、、
結局この日は不登校。
近所の公園を散歩して、大好きなタコ焼き屋さんでお昼にタコ焼きを食べて過ごしたみたい。
午後は、別の学校のチームでフラッグフットボールの練習に。
これがいい。自分の学校以外にも居場所がある。ここでリフレッシュしてほしい。
明日の金曜日は夜勤だから、僕が日中付き添える日。明日は行こう。
でもそれは自分の心の中で唱えるだけ、次男に言ってはいけない。別に誰に言われたわけではないけど、直感がそう言っていた。
「明日は頑張ろう」は言わない。
子どもの心と同化する
心理士さんマジック、付き添い、観察、かなり次男の心と自分の心が同化できてきている気がする。
正直その分シンドいとこもある。
なので、すべての親御さんがこういう対応をすべきとは思わない。親の方がやられてしまう可能性もあるし。
でも僕の場合は、これが光明だったような気がしている。
心が同化してきたことで、どういう距離感、どういう声かけ、どういう気晴らしが必要か感じとることができた。
「明日は頑張ろう」を言わない、というのもその一つだったと思う。
一筋の光は見えたが、この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。
つづく。