おやこぶろ

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【NFL】これぞスーパーボウル!! 勝利を呼び込む執念のスーパーキャッチ:第51回スーパーボウル





これでこそスーパーボウル!
大興奮のスーパーボウルが戻ってきた!

去年のスーパーボウルはすでに伝説のQBペイトン・マニングが勝利したとはいえ、ディフェンス中心の比較的玄人好みの試合展開でしたが、今年はすごかった。


QBマット・ライアン率いるハイパーオフェンス対、殿堂入り確定QBトム・ブレイディの対戦、オフェンス大激突の予感!


細かい解説をし始めると何字あっても足りなくなっちゃうので、この試合を印象付けるハンパねぇプレーを紹介します。このネタだけで明日スーパーボウルうんちくいけますよ笑


スーパーキャッチまでの試合展開

前半、試合はアトランタファルコンズのワンサイドゲームの様相。

前半どころか、後半第3クォーターに入っても攻撃の手を休めないファルコンズがさらにタッチダウンを決めて28-3。
誰もがファルコンズの勝利を確信する点差、そんな中、ニューイングランドペイトリオッツの選手、コーチだけは逆転を諦めていなかった。


スーパーキャッチが産まれた瞬間

最終第4クォーターでトムブレイディがやっと本来の力を発揮、28-20まで迫りさらに追撃をしようというオフェンスで、スーパーキャッチが生まれたのです!


トムブレイディから放たれたロングパス!

ターゲットはエデルマン(白)、それに追いついたディフェンスのロバートアルフォード(赤)がカット!

宙に浮くボール!

アメフトのパスはキャッチできずに地面につくとパス失敗。ボールが空中にあるうちに飛びつく選手たち!左側からも全速力でディフェンスが突っ込んでくる!

4人が全速力で激突し合うなか、ボールを見失わないエデルマン!ボールが地面につく前に!わずかでもついてはいけないっ!

つかんだ!!!


見ろ、この集中力!
倒れ込んだディフェンスにヘルメットを蹴られ、もう1人ディフェンスが全速で突っ込んできて激突、常人なら目をつぶって転がり、目の前がお星様になってしまうようなこの状況で、ボールが地面につく数センチのところですくい上げるこの集中力!
実際にはほんの一瞬の出来事。
これが勝利への執念と言わずしてなんという。



このプレーそのものは、スーパープレイというよりは、崩れたプレイ。
しかし、ここでエデルマンが見せた勝利への執念とその集中力は、まさにチームを勢いづけ、第4クォーターにタッチダウンと2ポイントコンバージョンを成功させる同点劇、そしてスーパーボウル史上初の延長戦でもそのままの勢いで奇跡の大逆転を実現するまさにそのきっかけとなったプレイのような気がしてならない。

少なくともリアルタイムで観戦してた僕はこのプレイでペイトリオッツの勢いがさらに一段上がったのを肌で感じたのです!

そういう意味でハンパねぇキャッチだった。


崩れたプレイのスーパーキャッチ

こういう崩れたプレイでのスーパーキャッチ、特別な集中力がもたらすこういうプレイがとびだすのがスーパーボウルであり、そういった集中力を発揮したものだけが制覇できるのがスーパーボウルである。

その象徴として語られるのが、2008年のスーパーボウル。ブレイディ率いるペイトリオッツが、パーフェクトシーズンを目前に敗戦を喫したスーパーボウルでニューヨークジャイアンツが演じたスーパーキャッチ。
その名も「ザ・ヘルメットキャッチ」

これもまさしく勝利への執念を感じるキャッチですね。絶対にこのボールを地面につけてはいけない!という執念。

この2つのキャッチを知れば、あなたも明日からスーパーボウルマニア。