前回↓の続き、
岐路2:銀行か、証券会社か、
どんだけネットで調べても、どんだけ知らぬ間に確定拠出年金という投資をはじめていて意外にもいい成績を残していても、しょせんは投資超初心者サラリーマン。店頭で話を聞きたい。
まだ知らないオイシイ話、おれのライフプランに合った投資の話を聞かせてよ!
というわけで店頭でアドバイスを聞きながらの投資と決めたら、次の選択肢は銀行でNISA口座を開設するか、証券会社か、になるわけです。
なにが違うのか
ざっくり自分の知っていることだけ言うと、
- 銀行は投資信託しか扱っていない
個別銘柄の株取引をしたい人や、どこどこ社の株主優待を受けたいわ、という人は証券会社一択ということなんでしょう。
おれの場合は投資信託しか考えてないのでどちらでもいいような、だったら銀行の方が身近でいいような、などと思っていたところ、ネット上ではこんな意見が
- 証券会社は少額取引の顧客を相手にしていない
なるほど、たしかに証券会社ってン千万の投資家とかお金持ちのイメージ…笑
しかもNISAなんてわざわざ「《少額》投資非課税制度」とかいうぐらいだから場違いもはなはだしいな、とやけに納得し、
みずほ銀行に行ってみました
事前に電話で口座開設の相談をしたいと伝えて店頭で待ち合わせ。もともと住宅ローンを借りている支店なので話も早かったです。さすがだぜ、いいぞ銀行、身近だぜ。
たしかに行員さんはNISAバッヂをつけていたり、NISAチラシを目立つところに置いていたり、銀行はNISA客を大事にしてくれそうな雰囲気。
げんにほらっ、別フロアに案内してくれるこの待遇♪(単純)
早速、自分の投資目的(住宅ローンを繰り上げ返済するか、投資するか)を伝えた上で相談開始。まず行員さんから出てきたのは保険の提案…あれ?保険に関しては自宅購入時からFPさんと詰めているので、間に合ってるということを伝えると、ちゃんと投資の説明をしてくれたんですが、ここである直感が、
- 銀行の行員さんは投資の専門家ではないのでは?
行員さんの名誉のために注釈しておきますが、とても真摯に相談にのってくれましたよ。でもなんか違うというこの直感。
これはもしかすると銀行と、証券会社のそもそもの商売の違いにあるのかも。
- 銀行は、顧客から集めたお金で企業に融資してその利子で利益をあげる
- 証券会社は顧客の投資を仲介することで利益をあげる
(あくまでおれの大枠のイメージです)
決めました
だとするとやっぱり証券会社が気になります。
もしかしたら、高級レストランで「食前のお飲み物はなにになさいますか?」と言われて「水でいいです」と言うときのような、ちょっぴり切ない気持ちになるかもしれないけど…けど、今回の投資目的のなかには、社会勉強という側面も設定しているので、これまで足を踏み入れたことのない、証券会社に行ってみよう!
というわけで、おれの世界に一つだけのNISA口座は【店舗型の証券会社】で開設することに決めました。これからいよいよ具体的な投資行動にうつっていきます。
乞うご期待。