おやこぶろ

子育て、ハワイ、キャンプ、投資、あれこれ気になることを試していく3人息子とサラリーマン

コスパのいい人生~出世しないメリット





こんばんは、おやこです。

ここ数年、続々と同期入社の同僚が管理職に登用されています。
こりゃオメデトウ!よろこばしい!

逆に、管理職を希望しているのに何年も順番がめぐってこない先輩もおり、
哀れ…は失礼だけど、後輩たちに追い抜かれていくのはどんな心境だろうかと思う今日この頃。

出世しない生き方

さて、自分はというと、入社年齢が低いので社内慣例的にはもう数年先のハナシだけど、管理職は希望しません。

同期入社たちが順調に先輩を追い抜いて出世することには、オメデトウ!とも思うし、誇らしくもあるけど、ぶっちゃけ管理職になることの何がうれしいのか意味不明。

僕の会社の場合、全国規模の企業なので、管理職登用はほとんどの場合、転勤を伴います。
例えば、先日辞令のあった同期は四国へ。去年の同期は和歌山へ。縁もゆかりもない土地に、まだ小さい子どもを連れて、出世という言葉に踊らされて会社都合で生活基盤を変えさせられる同期たち…
まぁ本人がうれしいならそれでいいんだけど、僕の価値観には合わない。


いま、東京に住んで、子どもにも僕にも新たな友達ができて、めちゃめちゃ幸せな状態。
こないだも友達を招いて家で楽しくパーティをしたばかり。これ崩す必要ある?
父親の自己満足のために子どもたちの人生を変える必要あるか?

出世=裕福ではない

一部のスーパー経営者のように、報酬何億円!とかならまだしも(まぁそんなにいらんけど)
日本の大手のそれも歴史がある古い体質の企業は、出世したからって爆発的に収入が増えることはない。

退職金に役職の上乗せがあったり、役職定年前に関連企業のポストについたり、とかいうことがある。
つまり上にオッサンが詰まってるから、オッサンにいい思いさせるので精いっぱいで、若い管理職に金銭的メリットはほぼない。
むしろ、いったんスタートしちちゃうとある程度登るとこまで登らんと、中間の責任だけ押し付けられて、最後の甘い汁が吸えない負け組管理職になるのみ。

メンドクサ~

オッサン同士の競争とか醜いしどうでもいいわー
子どもの運動会の方が爽やかだしよっぽど大事だわー




出世しない=幸福の時代

じゃあ僕は一生ヒラ社員で、最後の甘い汁を吸うこともできず、ただただ会社に労働時間を献上して終わるのか?そっちの方がダサくないか?
と言われそうですが、そんなのんびりしているワケではないのです。

やることはやる。

重視してるのは、会社の都合に振り回されるのではなく、会社を自分の都合に合わせること。
その方が幸福であり、うまくいけば裕福さも手に入るワケよ。解説しましょう。

仕事で得する

今の立場で得られるものはしっかりもらっときます。

子育てというのは、1日単位で言えばだいたい21時には終わります。子どもたちが寝るから。
なので、21時までに帰る日と、21以降も働く日を計画して、どーせ21時を過ぎるならその日にガッツリ働けばいい。

その代わり、帰りたい日は帰る。

若い方々は、ヒラ社員の方が、上司にプレッシャーかけられて帰りたくても帰れないじゃないか、と思うかもしれませんが、それは正確ではないのです。

上司が気にするのは仕事がちゃんと進んでいるかどうか。
そりゃ仕事もできんうちに毎日定時で帰りたい!なんてこと言ってたら上司にドヤされるかもしれんけど、仕事が進められるようになればそれが正義。
上司もバカじゃなければ、仕事進んでるやつの機嫌損ねさせて得がないことくらいわかるでしょう。
なのでそのポジションを獲得することが重要です。"こいつはほっといても大丈夫" ポジション。

実は、管理職の方が、さらに上の管理職からいろいろ言われるので自分の思うように時間をコントロールできない。
"こいつはほっといても大丈夫" ポジションさえ獲得できれば、時間はヒラ社員の方が自由なのです。

おかげさまで、最近はボーナスもたいへんありがたい評価をいただいてますので、
家族との時間を自分の都合で確保しつつ、残業代と、ボーナス加算をゲットできる。これがヒラ社員のメリット。

休暇で得する

さぁ、"こいつはほっといても大丈夫" ポジションさえ獲得できれば、あとはカンタン。

休暇だって自由自在です。
案件の日程が読めなくて長期休暇が取りづらい!なんてことがあったら、
旅行の計画も直前になってしまって値段が上がったり、キャンセルするハメになったり、最悪旅行を計画するモチベーションまで失いかねない。

いやいや、僕はハワイ旅行がしたい!子連れの5人ハワイなんだから学校の都合とかが最優先で、仕事の都合なんて二の次じゃ!

ヒラ社員なら、もし仕事が重なってしまっても「調整は済んでますんで!当日はよろしく!」これが使えます。
管理職はいちおう責任ある立場だからそうはいかない。

子どもと旅行に行く時間なんて、あとから取り返せないんだぜ~。考えなくてもどっちが大事かわかるでしょ?

資産で得する

極めつけはこれです。

先述した同期、去年、管理職登用と同時に和歌山行きを命ぜられました。
郊外の戸建てだったからせっかく購入したマイホームだけど、賃貸にだせる見込みもなかったようで、売るという決断をしてました。
運よくコロナショックの前に売れたみたい!よかったね~。

でも郊外の戸建てでキャピタルゲインが得られるワケもなく、ローンの残債処理して終わり。「まぁこれまで安く住めてたかな~くらい」と言ってました。

僕はというと、転勤が宿命づけられた会社に勤めながら、"こいつはほっといても大丈夫" ポジションのおかげで気づけばもう東京10年。
長いこと住んでると土地勘もついてくるモンで、賃貸相場なども見極めつつ、マイホーム1軒、収益用不動産2軒。

ありがたいことに、サラリーマン収入のほかに、毎月10数万円のキャッシュフローを得ています。

そんでおそらく、退職するころには不動産だけで1億程度の資産を持つことになる。(もちろん変動リスクあり)
そして、この作戦はここで終わりじゃない。まだまだ会社信用力を生かして資産を拡大させていくぞー!

これに関してはまだまだ勉強中なので確定的なことは言えないけど、少なくとも「退職金がいい」なんて30年も先のエサにはなんの意味もないような資産形成+キャッシュフローを ”今” 実現できてるんです。

それもこれも、すべて "こいつはほっといても大丈夫" ポジションとヒラ社員のメリットを最大限に活かしている結果。
管理職みたいに、ポスト争いのために数年単位であちこち転勤させられてたら、資産形成なんかできたモンじゃない。

このあと30年"間"にどれほどのものが得られたか、比べてみようぜ!


とはいえ

なんやかんや言ってますが、僕の会社が社会的に果たしてる役割とか、仕事内容には誇りも持てるし、子どもたちにちゃんと働いてる父親の姿も見せておきたいから、がんばりますよ。

あと、同期たちは好きなやつらばかりなので、応援してるよ!
もし俺の上司になってくれるなら、一生懸命働くから査定の方よろしくたのむぜ~笑