こんにちは、おやこです。
当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。
今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰か同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)
1回目の記事はこちら
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急転直下!
夏休み明けから登校しぶり・不登校が発生して3週間目。
次男の中の"なんかシンパイ" がわかりつつある。昨日の子育て相談センターでは、両親と離れて遊ぶこともできた。
この登校しぶり、解決の日は近いか?
と思ったのも束の間…
2020/9/15 火曜
(この日のメモ)
この日は僕が休みを取ったんだっけな。
昨日の夜はすごく落ち着いたように見えた次男だったけど、今朝になってプチパニック!!
ここ数日なかったくらいの大泣き!
なんで!?
なにが違うの!?
次男の気持ちがわかってきたと思ったのに、
授業中も付き添いすれば大丈夫だったのに、
昨日は父母と離れて子育てセンターの人と遊べてたのに。
登校しぶりの解決に淡い期待をしていただけに、この急転直下には大人の僕たちもかなり動揺。
ひとまず朝イチの登校は諦めて、三男の保育園にお見送り。半年前まで担任をしてくださっていた保育園の先生や園長に会えて少しはリラックスしたかな?
保育園の先生たちは、何か察してくれたのか、学校のことには触れず、にこやかに暖かく接してくれました。本当にいい保育園だと改めて。
少し落ち着きを取り戻したところで、3時間目から学校に行ってみようと約束してみたけれど、結局3時間目がはじまる頃にはまた"ファン"と"シンパイ"に襲われて登校できず。
この午後が勝負
お昼は吉野家の牛丼。
気分転換にと公園で少しテニスごっこをしてカラダを動かす。
5時間目は次男の大好きな体育だから、このチャンスを逃してはいけない。
(時間割にも詳しくなってきました笑)
それでも、改めて学校に行こうとするとやっぱり玄関で大泣き。
身体がこわばってしまう。
(もし、今の僕ならどうしていただろう。
ここで次男にムリをさせてはいけないと感じ、1日休む選択をしたかもしれない)
次男も必死だが僕も必死である。
ここで2日連続休んじゃったら、明日のハードルがより高くなる。
得意の体育だけでも行ってみて、「いつもの先生、いつもの友達、お父さんも付き添ってる、大丈夫、学校に行ける。」という感覚をつかんでおいてほしかった。
そんなことを直感して、なんとか穏やかに、なんとか平静を意識してなだめながら体育の時間に登校することができた。
(この頃の強烈な体験が、いまの僕の【怒らない育児】の原点です。目的は子供を制圧することではない。こちらが感情的になってはいけない、恐怖心でコントロールしてはいけない、そんなことをヒシヒシと感じました)
いつものことだけど、行ったら行ったで、得意の体育はものすごく楽しそう。
校庭のはじっこで、次男の視界に少し入る程度の距離感で付き添う。
安堵感のような、脱力感のような。そんな感情に包まれる。
今日の経験を踏まえて
登校しぶり、不登校の子供の対応にあたって、前日の子供の様子はあてにあらない。
だって昨夜はかなり調子よかったからね。
当日、その日、その時に気持ちがどうなってるか、そういうモンなんだなと痛感した今日。
このままいつも通り下校してもまた明日大変だなと思ったので、担任の先生と少しお話。
心理士さんの分析である、音に敏感なことなどの対応について相談すると、耳を塞ぐヘッドホンのようなものを使ってみましょうという話に。
なるほどやってみる価値はありそうだ。
親身になって考えてくれる先生で本当によかった。
Twitterなどをみてると、学校の先生が相談に応じてくれないケースなどもあるらしい。
あちこちにたらい回しにされてホントにキツいと思う。
ほんの5分でいいから一緒に考えてあげほしい。5分で救われることもある。
三男の保育園のお迎えまでに、また少し公園でテニスごっこ。得意なことが上達するととてもうれしそうだ。
長所をのばせ、自信を持つんだ、苦手なことが苦じゃなくなる。そんな気持ちだったかな。
また、三男の保育園のお迎えに一緒に。
大好きな保育園の先生には、体育が楽しかった話をしてたような気がする。
いい気なもんだなーと思いながらもうれしい。
メモの最後に、なんだか忘れたけど、将棋ウォーズって書いてある。
そういやなんかハマってたかも。
なぞにすごい早指しなんだよなー、しかも結構ちゃんと指してるし笑
登校しぶりの本当の苦難を予感させる怒涛の1日が終わりましが、、、
この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。
つづく。