おやこぶろ

子育て、ハワイ、キャンプ、投資、あれこれ気になることを試していく3人息子とサラリーマン

【小1の壁】08.”なんかシンパイ”

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰か同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
 ↓

わかってきた登校しぶり2週間目

夏休み明けから登校しぶり・不登校が発生して2週間目の金曜日。
まとめると、

  • 月:行けた 3時間目まで
  • 火:行けた 4時間目まで
  • 水:行けた 4時間目まで
  • 木:妻と、行けず。

突然のことで親も混乱していた先週とは少し違い、次男の中に"フアン"があることや、学校の授業中まで付き添って見守ってあげれば行けること、集中できると落ち着くこと、騒がしい状況に敏感なこと、環境が変わると"フアン"が増大すること(妻にバトンタッチした日は行けなかった)。こんなことがわかってきました。
そして、今回は金曜日と週末のことを書きます。

2020/9/11 金曜

(この日のメモ)
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メモが少ない。笑
次男の好きな図工と体育が2時間ずつの日だったので、かなり順調に登校できたように記憶しています。
特に体育の時にすごくうれしかったのは、周りのお友達が次男にちゃんと構ってくれていたこと。ある程度大人になると、学校休みがちな子、社会人なら仕事を休みがちな人に対して、どう接したらわからずに、孤立させてしまうケースが多いんじゃないかと思います。
小1の子どもたちの純粋な心に頼もしさを感じた授業付き添いでした。

↓日直さんのお仕事もちゃんとできました
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放課後の話し合い

この日は、給食は食べられたんだっけか、メモがないし覚えていない、でもたぶん食べられたんだと思う!
放課後、担任の先生からの呼びかけで、先生と次男の2人で話し合い。

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(態度悪いな・・・)

先生には、音がうるさいことが嫌、なんかシンパイ、とかそんなことを打ち明けていたようだった。
そうだ!あと、席のことも言っていたみたい。体育の時に特に構ってくれた仲良しのお友達と席が離れて不安になると。少数派の保育園あがりの1年生、まだよく知らない子に囲まれると、孤立感から集中力が途切れて”なんかシンパイ”の気持ちが思い出されてしまうんだろう。

先生は「次の席替えの時に、考慮してみます」と言ってくれたし、本人も今まで言えてなかったことと言えてちょっとは安心したみたい。
悩みってのは、どんなに窓口の門戸が開かれていても、なかなか本人からアクションするのは難しいこと。先生の方から時間を作ってくれたのは本当にありがたかったです。このあとも、担任の先生には本当に救われることが多かった。いい先生に担任してもらえたのも、次男が登校しぶりを克服できた要因の一つだと思う。

わかったのは、「小1の子が正確な言葉で自分が学校に行けない理由を説明できるわけがない」ということ。
登校しぶりがはじまったときに「なんで行かないの!?」などという言葉をかけてしまった自分たちを反省する。
「なぜ行けないのか」は、行政・学校などに協力を仰ぎながら、できる限り寄り添って、大人側が発見してあげなければ。親にもキビシい負担になるけれど、そうやって歩んでいくのがいい。自分の成長のためにもね。

2020/9/12,13 週末

平日を休んでいる分週末は仕事です…
昼間の子どもたちの相手は妻におまかせ。こういうところは夫婦でいい感じに連携できていたと思う。
子育ては連携だ。分担ではない。
何があるかわからないし、状況はめまぐるしい。大人だって、体の調子も心の調子もコロコロ変わる。
子育てに必要なのは連携ですよ。


土曜日は長男が野球、次男三男はその間ヒマなので、家で映画を見たりしてすごしたみたい。

日曜は仕事が早く終わらせられたので、気分転換&たっぷり運動をさせてあげようとみんなでラウンドワンのスポッチャへ。
めちゃくちゃ楽しそうだった~♪

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普段の不安や心配からくるストレスはこの土日で解消できたとは思うんだけど、休み明けの月曜ってのは鬼門になるんだろうなぁ。


夏休み明けの登校しぶり発生からひとまず2週間。
なんとな~く次男のことがわかってきたり、不安・心配のタネがわかってきた2週間。
ただ、「わかること」は「解決できること」とはまたは違う。

この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。




【小1の壁】07.子どもの心が わかりつつある

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰か同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
 ↓

子どもの心が、わかりつつある

夏休み明けから登校しぶり・不登校が発生し、2週間目の半ばに差し掛かりました。
妻より僕の方が仕事の融通がききやすかったので、役所への相談、スクールカウンセラーへの相談、学校への付き添い(廊下で待機!)を対応してきました。
これまでになかったくらいの、次男と一緒にいる時間を経て、だんだんと次男の心がわかりはじめた。そんな2週間目後半のお話です。

2020/9/9 水曜

(この日のメモ)
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この日は融通のきく仕事だったので、午前午後は僕が次男に付き添い登校。(夕方から在宅勤務)

小5の長男も一緒に、男3人、日課の朝練は続けています。
朝の外の空気を吸っておくとすごくリフレッシュするし、たぶん次男にもいい効果があるだろうと信じて。
春から習慣化しているので声かけするだけで起きられるんですが、この日はちょっと眠そうでした。

登校しぶりの対応でいつもと違う場所にたくさん行って疲れたかなぁ。
こういうちょっとの変化にも気をつけないと。焦って大人のペースで進めちゃいけない。

付き添いで登校はなんとかOK。
1時間目の国語、2時間目の図書館でのグループワークは楽しめていた様子でした。
もちろんこの間も、僕の立ち位置は教室の次男の席から見える廊下。

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20分休みは仲良しの友達と楽しそうに遊んでました。
付き添えば、友達関係に問題があるわけではない。ということもわかります。

3時間目の算数で少し退屈し始めた様子。退屈になると、不安の気持ちが思い出されちゃうんだよなぁ。
4時間目の音楽は鍵盤ハーモニカ。かなり音がツラそうだった。
これは、役所の相談センターで心理士さんにも打ち明けていたことだ。
やっぱりそうなんだなぁ、心理士さんからの情報と次男の様子がリンクする。

じっくり観察すると、次男の心のうごきがわかってくる。

この日は4時間授業で終わり。
給食があるはずだったけど、メモに書いていない、、、
たぶんまだこの時点では学校では食べられてなかったんじゃないかな。

2020/9/10 木曜

(この日のメモ)
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毎週木曜は僕のはずせない仕事があるので、妻とバトンタッチ。
朝妻と2人で登校して行き、仕事へ。

妻からのLINEで学校に入れなかったと報告。
ここんとこ僕が付き添いだったから、環境が変わって不安がおそったのかもしれない。

この日は学校の〇周年!かなんかで、航空写真を撮るとかいう日だった。
でも学校に行けず。
妻も「せっかくの記念の写真に写れないよ」とか説得したらしいが、道端で大泣きしてダメだったみたい。

仕事中にも次男の心の様子が気になる。
そういえばこの時は自分もけっこうシンドかったな。
この気分をきっと次男はずっと味わっているんだろう、、、

結局この日は不登校。

近所の公園を散歩して、大好きなタコ焼き屋さんでお昼にタコ焼きを食べて過ごしたみたい。

午後は、別の学校のチームでフラッグフットボールの練習に。
これがいい。自分の学校以外にも居場所がある。ここでリフレッシュしてほしい。


明日の金曜日は夜勤だから、僕が日中付き添える日。明日は行こう。
でもそれは自分の心の中で唱えるだけ、次男に言ってはいけない。別に誰に言われたわけではないけど、直感がそう言っていた。
「明日は頑張ろう」は言わない。


子どもの心と同化する

心理士さんマジック、付き添い、観察、かなり次男の心と自分の心が同化できてきている気がする。
正直その分シンドいとこもある。

なので、すべての親御さんがこういう対応をすべきとは思わない。親の方がやられてしまう可能性もあるし。
でも僕の場合は、これが光明だったような気がしている。
心が同化してきたことで、どういう距離感、どういう声かけ、どういう気晴らしが必要か感じとることができた。
「明日は頑張ろう」を言わない、というのもその一つだったと思う。



一筋の光は見えたが、この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。




【子育て】ちょっと変わったおこづかい制を導入してみた

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こんにちは、おやこです。

最近、去年次男と経験した「小1の壁」の体験記に夢中になっていたので、リアルタイムの出来事をすっかり記録できてませんでした。
我が家の成長記録・生活記録もこのブログの大きな目的の一つなので、久しぶりに最近の出来事を。

小学生のおこづかい

今回、おこづかい制の対象になったのは、長男と次男の2人。
・長男 小5
・次男 小2

これまでは、必要なときに必要なものを。
お菓子やジュースに関しては欲しがる時に、親が妥当と判断したものを買ってあげていました。
でもこれだと、いつまでもお金の扱いが身につかないんじゃないかと、今更ながら思い立ったというワケです。
(よー考えたら「友達がおこづかいもらってる!」とかいう訴えがなかったのが不思議なくらい。ノンビリした兄弟です。特に長男)

そもそも子どものおこづかいってどんなだったかな~と自分の記憶はかなりあいまい。
なんとなく、月に学年×100円くらいの感じだった気がするけど、30年前とは物価も違うしあまり参考にならん。
というワケでググってみると、ちゃんと平均値や中央値を出してくれています。やっぱりお金のことは関心が高いのね。
子供のお小遣い相場はいくら? 渡し方によって身につく能力を解説 | ナビナビ保険

これによると、長男は1000円程度、次男は500円程度が妥当かな~という気がするけど、同じタイミングで始める物事に、兄弟間で差をつけるといろいろややこしい。なので、平等に制度を導入することにしました。
というのも、学習やスポーツに必要な物品に関してはこれからも親が買うだろうから、お菓子やジュース、マンガや遊び道具の購入機会は学年で区別することでもあるまいと。

ちょっと変わったおこづかい制

僕の考えた"ちょっと変わった"制度のポイントは、「自分で稼ぐ」「運のありがたみ」です。

自分で稼ぐ

せっかく「おこづかい」という甘美な響きを聞かせるのに、他の行動のモチベーションに結びつけないのはもったいない!と、貧乏性というかもったいない精神が働いてしまった僕。
ただ月に1回決まった額を与えるのではなく、「自分で稼ぐ」という制度にしたいと考えました。

そこで考えたのが、「子ども手帳」とのコラボです。
「子ども手帳」とは、最近子育てに関して大変参考にしている石田勝紀さんの発信されている手帳ノウハウのことです。

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

  • 作者:石田勝紀
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

長男次男と子ども手帳を買いに行った話↓

そこで、石田さんのおっしゃっていた「外発的動機づけ」として、最もポピュラーで最も甘美な響き「おこづかい」を結びつけることにしました。
ただこの方法は諸刃の剣だなぁというのは自覚していて、”おこづかいほしさに” ウソや汚い手を使う可能性もあると思います。僕の場合は、これまで子どもたちと培った信頼感があるから大丈夫だろう!というのと、子どもたちの性格・子どもたちをよく見るという自分の覚悟。このあたりを総合的に検討して、これで行ってみよう!と判断しました。

おこづかいの稼ぎ方

具体的には、

  • 手帳に自分で予定を書き込む
  • 達成したら1ポイント
  • 1ポイント=5円を月末に清算

とまぁこんな感じ。とても簡単です。
まずは予定の書き込みは子どもたちに任せてみようと思います。

例えば長男であれば、

  • 朝練
  • 野球の素振り
  • 習い事の予定
  • チャレンジ
  • 玄関の片付け

など。

次男なら、

  • 朝練
  • 公園で遊ぶ
  • 習い事の予定
  • チャレンジ
  • アレルギーの薬

などなど。

石田さんもおっしゃっていましたが、「好きなこと」もちゃんと予定に入れてポイント化していくことが大切みたいです。
なので、友達と遊びに行くと1ポイント。(決められた時間を守って)ゲームをすると1ポイント。なんてこともあります。
あえて「家のお手伝いをすると〇〇円」みたいにお手伝いを前面に出していないところも工夫しているところかな。
家のことも含めて、まずは自分でやることを自分で考える、という発想をしてほしいんです。

いくら稼げるのか

特に、「書いていいこと」「書くほどではないこと」をこちらから指示はしていないんですが、どういうわけか申請する予定は1日5件程度です。
このあたりがウチの子どもたちの健気でかわいらしいところ笑
なので、30日間毎日5ポイント獲得すると750円くらいの稼ぎになります。結構いいとこでしょ!

現実的なおこづかい額で、子どもたちの自主性が育まれればこれにこしたことはない!

運のありがたみ

もう1つは「運」です。
「運のありがたみ」なんて書いてみたけど、ただちょっとゲーム的要素を取り入れて、親子の楽しいひとときを過ごそうかなと思っている程度です。

どんなゲームかというと、
「お父さんのお財布の小銭の中に、生まれた年のコインがあったらもらえる!」というもの。

もう完全な運です。
僕もゲーム開始前には見ないようにしています。

500円玉なんて発見したら狂喜乱舞でしょうね!笑

このゲームは三男も参加!
まだ三男だけしかゲットできてない!笑

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運のゲームのいいトコロ

ついでにこんないいトコロがあるといいな~と思っていることがいくつかあります。

  • 親子の楽しいひととき
  • "運" というものの存在を知る
  • "運" はどうにもできないことを知る
  • "予定" がうまくいかなくても "運" が助けてくれることもある
  • お金(コイン)の旅に思いをはせる
  • 自分が生まれたことを意識する

まあなんとなく、ほのぼのとしたゲーム時間を通してこういうことをなんとな~く直感的に感じてくれたらいいなー。

もう1つ導入したい制度

実はまだできていないけど、もう1つ導入したい制度があります。

それは「運用」です。

以前、abemaTVの橋下徹さんの番組で、厚切りジェイソンさんが「お年玉は年末のおこづかい残高の10%」と言っていてとてもおもしろいと思いました!
資産運用、投資は子どものころから身につけたい考え方の1つ。
僕の中では受験勉強(しないけど)より、金融リテラシーを身につける方が将来役に立つだろと思っているほどです。

かといって、これをおこづかい制に導入するための”いい仕掛け”がまだ思いついていません。

厚切りジェイソンさんと同じ方法でもいいけど、もう少し頻繁に触れさせたいなぁという気もして。
実際の経済指標とかと連動させても面白いかなぁどうだろう。

なにかいいアイデアあったら教えてください!


いーーーーーーーーじょう!

(2021/10/4 追記)
その後、100点の答案買取サービスというおこづかい制も導入しました。
そもまま100点の答案はもちろん、返却後に直して100点にした答案も買取対象です!笑

  • 学校の100点の答案は、10円。
  • チャレンジのテストは100点ならナント100円!
  • チャレンジのテストを直して100点なら10円。

こんな感じのルールでスタートしています。
やる気を金で釣る…こんなんでいいのか子育ては…
まぁいいか。やる気ないよりは。





【小1の壁】06.付き添える環境と付き添う覚悟

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰か同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
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付き添える環境のおことわり

登校しぶりや、不登校、同じようなシチュエーション、同じような悩みをもつ親御さんの参考になればと思って去年の経験を書いてます。
なので、この特殊事情を書くか迷うんですが、書いておかないと記事が成立しないので説明します。

僕と妻は共働きですが、僕の職場は24時間365日稼働しています。また家庭の事情による勤務の調整にとても理解のある職場です。

この登校しぶりが始まってから、勤務日を土日に変更してもらったり、影響のない平日は休みを取ったりさせてもらいました。

なので「いいよね、そういう環境がある人は」と思われるかもしれません。
家庭の事情を仕事に持ち込むと、ハラスメントを受けてしまうような職場もあるかと思います、そういった方には助けにならないかもしれないという心苦しさもありますが、ひとまず我が家のありのままのことを書きますので、部分的にでも参考になるとうれしいです。

というおことわりでした。

こんな僕の経験談ですが、なにかもしお役にたてることがあればDMなどもお受けしたいと思います!

Twitter:@oyaco_vlog
Mail:oyaco.vlog@gmail.com

付き添い方法

僕が実行した"付き添い"は、一緒に学校まで行き、校内に入り、次男の教室の廊下に待機します。
教室の時間の席から振り返れば見えるところに、ずっと立っています。
これは、学校のご理解もあってできたことだと思います。冷たく突き放されることはなく、「廊下で付き添わせてください」という僕の申し出に嫌な顔せず快諾してくれました。
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付き添う覚悟

さてさて、登校しぶりが始まってから、職場にも理解を求め付き添える環境を整えました。
なぜそう感じたのかうまく説明できないんですが、2~3日のことではないな、と直感したんです。
この数日の間に、”子どもをよく見る” ことを心がけました。
親としてすごく困ったし、焦ったし、職場に相談することに抵抗もあり、感情的になった瞬間もあったけど、感情的な態度はなにも解決しないなと、子どもの反応をみて強く感じました。

前回の記事で書いたように、

不登校の児童を否定する気持ちは微塵もないし、自分の子どもにもいざとなったら"不登校"という選択肢を示してあげたい。
でも、その判断はやれることを全部やってからにしたかった。

この一心で、徹底的に付き添おうと決めました。(モチロン、さすがに完全に休むワケにもいかんので夫婦で協力して)

2020/9/7 月曜

(この日のメモ)
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朝行けた!正直、月曜日はムリだろうなぁと思っていたけど、行けた!
もしかしたらこのままスンナリ?と思ったりもしたけど、3時間でギブアップでした。

なんか不安な気持ちがブワーっとあふれ出てきて、耐えられなくなってしまうみたい。
別に、ムシされてるとか、イジメられてるとか、暴力的な子がいるとかそんな様子はありませんでした。

次男の帰宅に合わせて先生が宿題の内容を教えてくれたので、帰宅後に一緒に宿題。
夕飯はいつも妻におまかせなんで、料理ができないんですが、せっかく家にいるのでカレーを作ってみました。
次男は疲れたのか、昼寝をしています。


2020/9/8 火曜

(この日のメモ)
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翌日も朝から行けました。
この日は課外学習のため、学校の近くの比較的大きな公園に虫探しに。
外遊びが大好きな次男なので、すごく楽しそうに虫探しに取り組んでいましたが、やっぱり視界の中にいないとすぐ「フアン」が出てきてしまうみたい。
課外学習は午前中に終わり、今日も給食は食べられませんでした。

また、帰宅後は2人で宿題。

それから、この生活が続くならカレーばっかりもいかんと思ってホイコーローにチャレンジしてみました!
大したことじゃないけど、これまでほぼ料理をせずに生きてきた僕にとっては、革命的な変化です笑

そして夕方はテニス。
テニスと言ってもスクールではなく、僕が比較的近くのテニスコートを探して親子の遊びみたいなテニスです。
せっかくテニスコート取ってるしってことで、近所のお友達も加わって、身体を動かす・楽しむことに主眼をおいています。

これも、学校以外の居場所を作る。という心境の変化に役立っていたかなー!

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朝から晩まで、仕事がある日は朝と夜、とことん付き添うと決めて、ただただ子供の健康を祈る日々です。


この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。



【小1の壁】05.小学校以外に居場所があることの大切さ

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


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不登校にはしたくない、けど小学校以外の居場所も大切

2020/9/3 木曜

(この日のメモ)
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シンプルなメモなので記憶があいまいだけど、
「午後だけ」ってことは、朝はまた不安で泣き出して行けなかったんでしょう。
前回も書いたけど、子育て相談で出会った心理士さんは非常によかった、でも特効薬ではない。昨日相談して今朝行ける、そんな魔法をかけてくれるワケではない。

「午後だけ」学校に行けたといっても、モチロンまだ1人では行けません。
僕が付き添いました。
この日から、付き添い登校の日々が続きます。

やっぱり”不登校”にはしたくなかった。

不登校の児童を否定する気持ちは微塵もないし、自分の子どもにもいざとなったら"不登校"という選択肢を示してあげたい。
でも、その判断はやれることを全部やってからにしたかった。
なぜなら、ウチの次男はお友達と遊ぶののが好きだから。学校でたくさんの友達を作ってほしい。ついでに学校での勉強も経験してほしい。

少年革命家がいうような、ムリしてまで行くことはないという主張はわかる。
でもウチの子は、彼が歩んでいる道を行くタイプではないし、僕もそういう親ではない。


とはいえ、学校・学校といくら子どもに迫っても、心はおびえていくだけ。(すごくオーラで感じる)
そんなとき、たまたま兄の影響ではじめていたフラッグフットボールが役にたった!

夕方、学校が終わってから行くスポーツの習い事。
フラッグフットボールがマイナースポーツってこともあって、”学校” の要素を感じることがない。
場所もいつもの学校じゃないし、メンバーも学校のメンバーじゃない。学年もさまざま。

ものすごく楽しそうだった。緊張と不安から解放されている感じがした。親の自分の不安も解放された。
偶然だけど、こういう居場所を作ってあげられていたのはすごくよかった。

2020/9/4 金曜

(この日のメモ)
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この日はナント2時間目から登校できた。
昨日のフラッグフットボールの"解放"が効いたのかな~♪

モチロンこの日も、僕の付き添い登校。
「あなた仕事してないんですか!?」とツッコミたくなると思いますが、そのあたりのこともおいおい記事にしたいと思います。

タブレットっていうのは、たぶんタブレットの使い方の授業。
よー考えたら、夏休み前はなんの説明もなくいきなり小1からリモート授業だったけど、よくやってたな、どの家庭も。
3、4時間目は大好きな図工。この時は授業中もお絵描きに集中していて、それほど不安な様子はなかった。

でも、給食は教室では食べられなかった。

ホントにさ、図工と給食いったい何が違うんだよと思うけど、ムリなものはムリで、「ゼッタイに無理!できない!」という反応。
仕方なくいったん家に帰って2人で昼食。

このパターンだと、午後の再登校がまたハードルになってしまうんだけど、この日は大好きな体育の授業だったから何とか再登校。

そして放課後には、先日、役所の職員さんに教えてもらった、非常勤のスクールカウンセラーさんとお話。
スクールカウンセラーさんとの話についてはメモがないのでかなりうろ覚えだけど、親子同時の面談だったこともあって、あまり自分の言葉で話たがらなかったかな。やさしい語り口のカウンセラーさんだったので、拒否する感じでもなく。なんか「不安な気持ちを絵に描いてきてみて」といった感じで次週の予約をして帰宅。

登校しぶり初めの一週間おわり

夏休み明けに突如はじまった登校しぶり。
親子共々混乱しながらの1週間だったけど、親の僕としては、知らない世界に飛び込んでいろいろと発見があった。

今回一番言いたいのは、タイトルにも書いた通り【小学校以外に居場所があることが大切】これに尽きますね。
そういう意味では、家庭を次男にとってすごく安心できる場所にしておくことが超重要!
反省することをいくつも思い浮かべながら、親子で成長していこうじゃないか。そんな心境。。。
だったかな?いやまだそんな余裕ないか。

この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。



【小1の壁】04.子育て相談センターに求めるもの

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになりました!
でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
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学校に行けなくなった初めの1週間

さて、2回目・3回目と子育て相談に行った時のことを書きました。
この子育て相談センターの心理士さんの素晴らしい対応にずいぶんと心が軽くなったのを覚えています。

子育て相談に関するツイートをたくさん拝見すると、「楽になった!」という投稿がある一方で、あまり解決に結びつかない結果になったことで不満をもらしているツイートもありました。モチロン、自治体の体制だったりとか、担当者さんのスキルが大きく影響するので一概には言えませんが、「子育て相談センターに行けば解決する」という心もちで行くとガッカリが勝ってしまうのではないかと思いますね。ひとつの可能性の話ですけど。

僕の実体験からお伝えすると、まずは、文字通り「相談をしにいく」くらいの気持ちで行くといいと思います。
そうすれば、相談には耳を傾けてくれたり、自分が見えていない子どもの状態を発見してくれたりするだけで安心できます。
相談して解決するほどこの小1の壁はやさしい問題ではないし、行政が解決の特効薬を持っているワケでもないでしょう。
ちょっと今のこの状態を誰かに聞いてほしい。そして、問題の真っただ中にいる人間には気がつけていないことに気がつかせてほしい。子育て相談に期待することって、まずはそのくらい。もしかしたら、回数を重ねるごとにもっと踏み込んだアドバイスがもらえるのかもしれないけれど、よほど人間関係・信頼関係ができないと、相談を受ける側もそこまで踏み込んだ発言はできんでしょう。

まず1回目の相談で求めることはそのくらいにしておいた方がいいと思います。
変に期待しすぎてガッカリしちゃうと、それこそ、子どもと親が社会から孤立しているかのような感覚になってしまうので、自分の心もちによって、より解決を難しくしてしまうことにもなりかねないのかなと。

全部、いま思えば、なんですけどね。
当時はそんな余裕なかったし。

子育て相談センターで教えてもらえたこと

細かい話具体的な話は抜きにして、大きくはこの2つ。

通学している学校にスクールカウンセラーさんという人が固定の曜日に来ているということ

これは知らなかった。もしかしたら学校説明会とかで教えてもらってたり、プリントに書いてあったりするかもしれんけど、たいていの場合は必要になると思ってないもんねぇ。忘れるよねぇ。笑
しかも、学校欠席しますって電話するときに「誰に相談すればいいですか!?」って意外に聞きづらいというか、そんなことを聞くメンタル状態じゃないしね。


子どもの心の状態
心理士さんを通して子どもが発信しているSOS。
そんなことも教えてもらえました。

学校がうるさくて嫌な気持ちになる
家族が大好きなので離れたくない
大きな声で指示されると不安な気持ちになる
学校で好きなお友達の名前
クラスの先生は好きだけど苦手な先生(授業)がある

具体的な対策を考えるには十分な情報です。
これだけの心の声を親が聞き出すのはホントに大変!っていうかムリ!

やっぱりどうしても否定しちゃったりするからねぇ。

例えば【学校がうるさくて嫌な気持ちになる】って子どもに直接言われても、
「学校はたくさん生徒がいるんだから当たり前でしょ」
「学校はそういうところだからガマンできないと」
とか言ってしまいそう。

これって、どんなに優しい口調で言っても、結局子どもに寄り添っていることにはならんのだなと。そういうことも学びました。


登校しぶりの2日目にして行動を起こしたこの相談が、この小1の壁を乗り越えるための大きな一歩でした。
おそらくこの体験記を書き終わるころには、読んでいただいてる方にも納得してもらえると思います!


さて、たった2日でもう4回目の記事。笑
この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。



【小1の壁】03.子育て相談の心理士さんのマジック

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになり、今年、小2になって迎えた夏休み明けも、楽しそうに学校に通えるようになりました!

でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。
(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
 ↓


子育て相談センターの心理士さん

さて、2回目の記事で子育てセンターに行った時のことを書きました。
この子育て相談センターの心理士さんが数行の感想では語りつくせないほど素晴らしい存在でした。

前回の記事はこちら↓
【小1プロブレム】02.子どもが学校に行けなくなったときの初動対応 - おやこぶろ

登校しぶり発症2日目にして早くも困惑のピークを迎えた僕は、
とりあえずどこかに助けを求めなければ!と、まず手近な役所の子育て相談センターに行くことにしました。

この日の自分のメモがこちら↓
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こんな風にブログに書き下ろすなら、もっと詳しく書いとけばよかった~と後悔してますが、
もちろん当時はそんな先のこと考える余裕などまったくありません。
そんな精神状態のメモに明確にうかぶ「行ってよかった」の文字。

心理士さんっていったいどうすればなれるんだろう。
知識だけじゃなく人間性にめちゃめちゃかかわるよなぁ。


僕は職員さんと面談。子どもの様子や学校の様子を話したり、学校にもスクールカウンセラーがいて~などの情報を案内してもらったり、
どちらかというと行政がどんな支援サービスを用意しているか、どう使えばいいか、みたいなことを教えてもらいました。

そして僕が面談している時間かせぎのためか、心理士さんが次男を連れておもちゃコーナーみたいなところで遊んでくれていました。

心理士さんのマジック

僕と職員さんとの面談が終わったところで、職員さんと心理士さんがバトンタッチ。
ん?時間稼ぎのために次男と遊んでくれてたんじゃないの?と思いきや。

「次男くんが、今の気持ちを絵に描いてくれました」
「学校に対する気持ちの絵には〇〇な絵が描いてます、なので…」
「家族に対する気持ちの絵には〇〇な絵が描いてあります、なので…」
と、何枚かの絵を見せてくれました。

え!?たった数十分のあいだに、次男の感情を引き出して絵を描かせてたの!?

なんと、さっき初めて会ったばかりの心理士さんに、次男がいまの思いを絵に表現して、その絵に表れている学校のあれこれを打ち明けていたんです。


いったいどんなマジックなんだ。。。


鳥肌がたつほど驚きました。
あっという間に次男が心を開いている。

僕たち親が「なんで行くの嫌なの!?」とか聞いてもさっぱり的を得ない回答なのに、
心理士さんには学校の様子も含めてなんでもお話している。

残念ながら、次男が描いた絵は、ホントはお父さんには見せないという約束で描いてもらったようなので、写真に撮ったりコピーしたりすることはできませんでした。
なので、すごい細かいところは覚えていないんだけど、


学校がうるさくて嫌な気持ちになる、
家族が大好きなので離れたくない、
大きな声で指示されると不安な気持ちになる、
学校で好きなお友達の名前、
クラスの先生は好きだけど苦手な先生(授業)がある、


などなど、次男の絵と話から分析した詳しい情報を教えてくれました。
今、解決したからわかったことだけど、
この時次男が打ち明けたこれらの項目を1つづつクリアしていくことで、最終的に登校しぶりがなくなったんです。
次男の心の声を引き出し、問題を的確に指摘した心理士さんのこの能力は、本当にマジックです。


そして、
この相談が僕の子育て、子どもとの接し方を変えるきっかけにもなりました。


次男の登校しぶりという、一見すると不幸せへの落とし穴のようなトラブルで得た経験が、
いまの幸せ仲良し家族の土台になっているといってもいいんじゃないかなー!


とはいえ、この物語はまだトラブルの真っただ中。
解決にはまだまだ時間と忍耐とストレスがかかります。


つづく。



【小1の壁】02.子どもが学校に行けなくなったときの初動対応

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こんにちは、おやこです。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、夏休み明けから学校に行けなくなってしまったときのことを振り返っています。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになり、今年、小2になって迎えた夏休み明けも、楽しそうに学校に通えるようになりました!

でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。

(当時、次男が学校に行けなくなってしまった1番の要因は『不安』。イジメや先生の問題の場合は対応は違ってくると思いますのでご注意いただければと思います)


1回目の記事はこちら
 ↓

学校に行けなくなった初期の3日間

はじめて『子どもが学校に行けなくなる』という現象に遭遇し、妻と共にかなり混乱していたような記憶があります。

ちなみに長男は結構ポワーンとした性格なので、こういう繊細な現象はありませんでした!笑

やっぱり兄弟でも全然ちがうよねー。というようなエピソードネタの1つですが、当時は親の我々もかなりキツかったです。

ケータイのメモに当時の記録がうっすら残っているので、そのメモを振り返りながら、当時の次男と僕の心の動きを振り返っていきます。


2020/8/31 月曜

(この日のメモ)
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これが夏休み明け初日。
記録したのは何日か経ってからだったと思うので、細かい状況を書いていないけど、このシンプルなメモが、ある意味僕の焦りというか、どうしたらいいのかわからないといった心理が見える気がします。

2020/9/1 火曜

(この日のメモ)
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そして、翌日の朝、学校に行けなくなってしまった初日のメモ。
さぞかし大泣きだったんでしょう。
ビデオに撮って記録でもしておけば、どんな状況だったか一目瞭然ですが、もちろんそんな冷静な心境ではなかったですね。

前回の記事でも書きましたが、
「学校行かなくてどうすんの!」
「ずっとお休みなんかできないんだよ!」
みたいな、とにか学校に行かせようというような、弱い気持ちを吹き飛ばすには強めの言葉で鼓舞だ!みたいな、対応をしていた気がします。
いま思えば、この親の態度は不安を冗長するだけだとわかりますが、モチロン当事者の僕と妻はそんなことに気がついていません…

2020/9/2 水曜

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一部文字を消しています。
この日は急遽仕事を休んだんだっけなー。
朝はやっぱり学校に行けず、僕が家にいたことで少しづつ不安がとけてきて、僕が付き添って3時間目から登校できました。
給食はコロナ対策のためみんな机前向きで食べるようになっていて、黙々と食べてました。
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で、この日はたしか4時間授業で給食で学校が終わったので、一緒に自治体の教育相談に行きました。

登校しぶり発生から2日目にしてこの対応は素早いんじゃないでしょうか。初めてのことなのによくこんな判断できたなぁ、エライぞおれ!笑

とまぁ自画自賛していますが、単純に焦りの裏返しだったんでしょうね。

ちなみに、登校しぶりに関しては強い言葉を使ったりしてしまっていますが、普段の次男と我々親との関係は極めて良好です。

教育相談もしぶる次男を励ましながら話をしに行くと、僕は職員さんとの面談、次男は心理士さんが相手してくれる。という離れ離れの対応が提案されました。

それはムリじゃなーい?と思った僕。

予想通り初めて会う相手に、また『不安』の気持ちが現れていた次男。しかしいったいどういう魔法なのかわかりませんが、数分のうちに心理士さんに心許したようで、近くのキッズルームに一緒に遊びに行きました。
プロってすげえ。

メモには「行ってよかった」と書いてある通り、本当に行ってよかったです。

次男は心理士さんと遊びながら、今の不安の気持ちやその原因について、絵を描いたりお話をしたりして伝えていたようです。

親の我々だけでは引き出せなかった次男の心の中にあるもの。
伝えることができた次男も、それを聞いた僕も、いったん冷静になれた気がします。


つづく。



【小1の壁】01.夏休み明けから学校に行けなくなった

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こんにちは、おやこです。

9月になりました、夏休みが明けましたね。
我が家には夏休み明けで思い出すことがあります。

当時、小学校1年生の次男とっちゃんが、学校に行けなくなってしまったのです。

今ではウソみたいに楽しげに学校に行けるようになり、
今年、小2になって迎えた夏休み明けも、(夏休み明けなので)面倒くさそうではあったけど、楽しそうに学校に通ってます。

でも、先のことが見通せなかったあの頃は、なかなかキツかったなぁと思い出します。
どこかの誰かの同じような小学生とその親御さんの役に立てば幸いです。

学校に行けなくなってしまった

これは去年、ウチの次男とっちゃんが小学校1年生の時のお話です。

コロナシーズンの小学校1年生。
ただでさえ、環境の変化で不安定になるこの年。
コロナ禍での小学校1年生のスタート。

オンラインから、分散登校を経ての、全員登校。
ここまでは、積極的ではないにしてもなんとか順調だった小学生生活。

コロナ禍のごたごたで、保育園の延長みたいな感じではじまった小学校生活だったけど、
夏休みに家族で過ごす時間が多くなった分、ちょっと冷静にいろいろ考えてしまい、離れ離れになるのが不安になってしまったのかもしれません。
もともと不安を感じやすい性格のとっちゃん、夏休み明けからすっかり"登校しぶり"になってしまいました。

登校渋りのはじまり

実は、夏休み明け1日目は何もなくスンナリ登校していきました。

ですが、午前中だけだった授業のあと、泣きながら帰ってきました。
この日は月曜日、夏休み明けで授業も短いということで僕が休みを取っていて、家で迎えることができました。
学校で不安になってしまったようです。
(クラスの子たちは昔からよく知っている子も多く、イジメにあっているというわけではなさそうだったし、実際そんなことはありませんでした)


本格的に登校しぶりが始まったのは2日目以降。
朝ごはんの時から「ふあん、ふあん」の単語を繰り返し、
いざ玄関に行くと、「いきたくない!」泣きじゃくって大騒ぎ。

今まで出会ったことのない現象に、妻と2人、ものすごく混乱したのを覚えています。

もう本当にどうしようもなくなってしまい、たまたまリモートワークの予定だった妻が家にいるので、お休みすることにしました。

「一度休んだら、もうずっと学校に行けなくなってしまうんじゃないか」
「この状態はいつになったら解決するんだろう」
「夫婦共働きがムリになってしまうんじゃないか」

などなど突然のことで、夫婦ともどもものすごく不安になったのですが、
その親の不安の裏返しからか、
「今日はお休みしてもいいけど、明日からはちゃんと学校に行くんだよ!!」
などと、結構強い口調で、ムリヤリなんの根拠も安心もない約束をせてしまいました。

今思えば、こんな態度は次男の不安をあおるだけなのに、
こっちも気が動転してるもんだから、短絡的な解決方法を大人目線で押し付けていた気がします。


つづく。



【怒らない子育て】子ども手帳をはじめてみよう!

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こんにちは、おやこです。
今日は、石田勝紀さんのススメる、子ども手帳をはじめてみたぞ!というお話。

怒らない子育て実践中

2020年9月ごろから「怒らない子育て」を実践中です。

家族構成は、

  • 長男ピー(小5)
  • 次男とっちゃん(小2)
  • 三男カイカイ(4)

3人息子の父リーマンです。
甘やかすのとは違う、とにかく褒めるのとも違う、自分なりの「怒らない子育て」を模索中。

石田勝紀さんのVoicyにて

石田勝紀さんのママカフェラジオで、うちの息子のたちが「継続できる子」だったと気がつかされた!いう記事を先日書きました。

なるほどと。
目からうろこだぞこれはと。

いうことで、がっつり腑に落ちた情報には影響されやすい僕としては、さっそく、石田さんのススメる「子ども手帳」を実践することにしました。

子ども手帳とは

僕が説明するのはあまりに稚拙なので、プレミアムメンバーじゃなくても聴けるこのVoicyをまずお聞きください。
#11 【子ども手帳①】子ども手帳とは何か? | 石田勝紀「Mama Cafeラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

ちなみに、この子ども手帳のハウトゥーについては、本を書かれているということなので、そちらも読んでみるよよいと思いますが、
思いますが、ホントに思ってますが、僕は買ってません…スミマセン

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

  • 作者:石田勝紀
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

言い訳をすると、ちょっと色々立て込んでまして、本読みに充てる時間がなく、
でも、耳は比較的空いていることが多いので、代わりといっちゃなんですが、Voicy のプレミアム放送を購入して、そちらで勉強させていただきました。
時間を言い訳にしてましたが、本読むのがニガテな僕ですが、音声配信はすごく頭に入りました!おススメです。(アフィリエイトとかじゃないよ、ホントにおススメだよ)
石田勝紀「Mama Cafeラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

子ども手帳の回 超概要

とはいえまったく内容に触れないと記事が成立しないので、超概要だけ触れると、

子どもの成長には、子ども自身の『内発的動機』が重要なんだとか。
これは、他の機会でも聞いたことがあります。子どもに限らず、大人の成長にも重要な役割をもつこの『内発的動機』。いわゆる『やる気』ですね。
でもその理屈がわかったところで、「やる気だして勉強しろ!」なんて言ったところで出るワケもなく。
この『内発的動機』が出ないからみんな困ってるんだと。

そうそう。そうだわー!
でもやる気だせとか言っちゃってるわ。
特に野球の練習とか。スポーツとかホントそのパターン多いわぁ。

そこで石田さんのおっしゃる子ども手帳。
子ども手帳を利用して、石田さんは『外発的動機』を与えてから『内発的動機』にスイッチする方法を教えてくださいました。
これは、石田さん自身がお子さんに試して"発見"したんだとか。

これもいい!目からうろこ。


とまぁ、すごく感銘を受けたので、さっそく子どもと一緒に手帳を探しに行きました。
石田さんは Voicy の中で「「大人が与えないでください。子どもに選ばせて」と本に書いた」とおっしゃっていたので、まったくその方針に従って、長男ピーと次男とっちゃんを連れて、手帳といえば東急ハンズ!ってことでハンズに行きました。
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石田さんは子ども手帳も制作されていて、子どもが喜ぶような手帳になっているということだったので、
石田さんの子ども手帳を発見して「子どもたちがそれを選ぶように誘導してやろうシメシメ」と思っていたんだけど、ハンズには石田さんの子ども手帳がうってませんでしたー涙

石田さんの手帳にこだわって出直すか、
「子どもに選ばせよう」に従って選ばせるか…

かなり迷いましたが、子どもに選ばせることにしました。
判断を決定づけたのは「今までの自分だったらAmazonで買って与えてたな」と思ったから。
子どもたちにより良く変わってほしい!と思ってやっているのだから、自分も変わらなきゃと思ったわけです。

手帳の種類

スケジュールもメモも全部スマホかPCで済ませちゃっているので、手帳を使ったことがない僕。
こんなに色んな種類があるとは知らなかった~

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ちなみにネット情報によると、石田さんが制作された子ども手帳はウィークリーブロックのタイプのように見えました。
たしかに小学生が書き込むとなるとウィークリーくらいのサイズ感じゃないと文字が小さくなりすぎちゃって書けない!
よく考えられてるな~と思ってウィークリーブロックタイプの手帳を探したけど、
子どもたちに響く手帳はなかったようで、

結局

子どもたちが選んだのは、ポケモンとドラえもんの手帳。

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まぁそうなるよね~と思いつつ、すごく楽しそう!自分が選んだ手帳を気に入ってる!
これはいいかも!という感触でハンズをあとにしました。


長くなったので、今日はここまで!次回もお楽しみに~


ご紹介

石田さんの本と手帳のリンクを貼っておきます!

勉強しない子には一冊の手帳を与えよう

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!

  • 作者:石田勝紀
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon

子ども手帳

はじめての子ども手帳 日付記入式手帳

はじめての子ども手帳 日付記入式手帳

  • 作者:石田 勝紀
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
Amazon